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桜の開花を聞いたと思ったら、またしても冬に逆戻りな天気で、前日との気温差が6℃とか。こうなっては膨らみ始めた桜のつぼみもまたキュッと締まってしまうのではないかと危惧しますが。丁度週末に楽しめるので良いとも言えますが。
先日取り上げた浅草橋の西口やきとんさん。 浅草橋のみならず、立ち飲みの名店としても名高いと思いますが、そのときのエントリーに述べたように、しばらく振りに訪れたのです。
その二年前の年末のこと、いつものように一人で飲んでいても、誰かしら顔馴染みの店員さんが話し掛けてくるので特に寂しいことはないのですけれども、突然、今度25日に社長の息子さん(ツネちゃん)が辞めることになった、と番当格のカッチョ(多分)から聞いたのです。本人に聞くとうん、本当だよと事も無げ。まさか親子でやっているのに辞める訳もなかろうと思いつつ、次、年が明けてから訪れると本当に辞めたそうで姿が見当たりません。そしていつしか月日が流れていたのです。
そのツネちゃんが余所でお店を開いているとの情報をコウちゃんから聞いて早速訪れたのは二週間後。秋葉原のガード下を浅草橋方面に少し進んで、右に曲がるとポッカリ赤い提灯が浮かんでおります。
分厚いビニールに店先をグルリと囲まれたお店。もつ焼き『元気』さんです。
ゴワゴワした手応えにやや苦戦しながら開けると、『~ちゃん』とすぐに声を掛けられました。てっきり立ち飲みのお店だと思ったら意外にも皆さん座って和やかに、そして楽しそうに飲んでいます。聞くと親父さんのツテも何もなく、自力で切り開いた人脈、仕入れルートでお店を開いたそうで頭が下がります。
立ち飲みにしなかったのかと尋ねると、それは客層が違い、立つ人が少なく自然と普通に座って飲むスタイルになったそうです。
レバ刺し¥100・本は西口やきとんさんと同じスタイル。別味噌と呼ばれる特製味噌の味も一緒です。座ってゆっくりしたい時に、という使い分けも出来るようです。もちろん鮮度は文句などあろう筈もありません。
他のメニューはもつ焼きは殆んど一緒のものも多いのですけれども、シロコロやスジ、コリコリなどは西口やきとんさんにはなかったもの。
差別化のメニューとして鹿児島の黒豚の肉、モツの若干高級なもつ焼きも用意されています。
これからが楽しみなお店です。
■やきとん 元気
■住所:東京都千代田区神田佐久間町3-37-30轟ビル1F
■TEL:03-5829-9910
■営業時間:16:00~23:00
■定休日:日曜・祝日
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